意匠登録申請中  KCコン

 

ケーソン型枠組立において型枠の締め付けには、セパレーターを使います。
 一般的にセパレーターは、型枠の締め付けにフォームタイ、コンクリートの厚さを確保するために型枠の内側にコン・セパレーターが付く組み合わせにな っていますが、ケーソン型枠では、ある程度の精度で型枠を固定してからセパレーターを型枠の外側から通して締め付けを行うのでフォームタイ・KCコン・セパレーターの組み合わせを使います。
 一般的なコンは、コンクリートの厚みを確保するため型枠にフォームタイを通す穴(15mm)より径が大きくなっていて型枠が締め付けによって内側に入ってくるのを防止します。
 ところがKCコンは、セパレーターを型枠の外側から通すので型枠にフォームタイを通す穴(27mm)より径が小さくなっていて型枠内に全長の3分の2程度入ります。そのため型枠の寸法精度をこれまで以上に高められます。
 型枠脱型時は、専用レンチで外し防水モルタルを埋め込みセパレーターからの漏水を防止します。 KCコンは、ケーソン型枠工法に最も適した部品といえます。




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