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石狩湾新港は、北海道の日本海側に臨む石狩湾沿岸のほぼ中央に位置し、道内の政治・経済の中心である札幌市に最も近い(札幌市中心部から約15Km)港湾です。石狩湾新港地域の開発は、「第3期北海道総合計画」(昭和45年7月閣議決定)において、この地域が札幌市を中心とした道央圏に位置しており、札幌圏の物資流通機能を最大限に活用することができる極めて有利な地理的環境にあることから、北海道開発の一大プロジェクトとして、同圏における新たな流通と生産機能を分担する拠点港を目指し、本港の建設と背後地域の開発が決定されました。
当初、北海道が単独で港湾管理者となり本港の管理運営を行っておりましたが、昭和48年4月、重要港湾の指定を受け、国直轄事業として本格的に港湾整備が始まったことなどから、建設と背後地域の開発をより有機的かつ協力に推し進めていくため、昭和53年4月から、北海道、小樽市及び石狩町(現石狩市)の三者による石狩湾新港管理組合が設立され、今日に至っています。
この間、東地区から整備が進められ、昭和57年に東埠頭木材岸壁の一部供用開始、昭和63年には、中央水路地区花畔埠頭岸壁の一部供用開始、平成10年には花畔・樽川埠頭のそれぞれ5バース目が供用開始、平成18年には多目的国際ターミナルの核となる西地区−14岸壁が供用開始となり順調に整備が進められています。そして、平成21年6月末現在、計画25バースのうち、20バースが供用開始されています。
石狩湾新港は、港湾整備はもとより、港湾振興の充実に努めるなどハード、ソフト両面にわたり、多くの方々に親しまれる港づくり、さらには将来の国際貿易拠点港を目指した港づくりに積極的に取り組んでいます。
http://www.ishikari-bay-newport.jp/index.html#
今回西地区廃棄物埋立護岸整備工事のうちの廃棄物埋立護岸A部のブロック製作と上部工を担当します。
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